恋する

「このクッキー美味しそう!那月ちゃん!これ、
余ってるなら貰ってもいいかな…?」


首を傾げ訊ねてくる。


「うっうん。食べていいよ…」


その瞬間瞳をキラキラさせてこっちをみてきた。


「やったーじゃ私は帰るね」


「もう少し居たらいいのに!!」


と母。


「すみません。お母さん。私は今日これで終わりま


す」


仕方ないわねという顔で返すしかない母。