手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

「やーっと気づいた〜」

「男とヘラヘラしててきもかったんだよ!」

そんな……

机に書くのは考えていなかった。

てか、書くというか、掘られてる……?

今から1年間使う机なのに……。

「………ん、……さん!綾月さん!!」

「え、あ、何?」

ぼーっとしていたらいつの間にか目の前に天川くんがいた。

「綾月さん、大丈夫?これが嫌だったら席交換するよ!」

「いやっ!そんな、いいよ!」