手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

翌日


ピピピピ……ピピピピ……

機械の音で起きた。

今日の夢も、キコに殴られる夢だった。

昨日も一昨日も同じ夢。

でも、今日はなんか違った。

ーーー天川くんが来た。

それだけ、私の中で存在の大きい人になっているんだろう。


クラスのドアを開けた瞬間すごく静かになった。

その静かさを破ったのは、天川くんだった。