手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

ほとんど食べれずに、落ちたご飯を拾った。

でも、

「わ、落ちたご飯だ」

「踏んじゃったじゃん。どうしてくれんの?」

と、喧嘩を売ってくる奴らがいた。

無視して拾おうかな、めんどうだし。

無言でその上靴に着いたご飯をとったり拾っていたりしたら誰かに背中を蹴られた。

しゃがんでいたから蹴りやすかっただろうな〜。

なんて、馬鹿なことを考えながら振り向いた。

そこには後藤くんとキコがいた。

「ごめんなさいの一言も言えねえのか?」