強がりな先輩と、重すぎる愛をくれる年下くん。

────あれから、4年。

​スーツのネクタイを締め直し、鏡に映る自分を見つめる。

子供のまま逃げ出すような真似は、もうしない。

彼女を傷つけた過去の男の影も、彼女が大事に守っている''先輩''という防壁も、全部俺が壊して上書きしてやる。

​胸に秘めた執着を、爽やかな笑みの下に隠して。

俺は、彼女の待つオフィスへと足を踏み出した。​


「待っててくださいね、結衣さん。」



​今度こそ、二度と逃がさない。