そこには

泣き崩れる母と妹。
2人を抱いてる父。
ねぇなんでそんなに泣いてるの?
話しかけてるのに無視なんてひどいよ!
誰も私と目が合わない。
ふと前を見ると笑顔でピースをしている自分の写真があった。

解説
主人公はすでに亡くなっていて、家族はその死を悲しんでいる。主人公が話しかけても誰も反応しないのは、もう家族には主人公が見えていないから。最後の「自分の写真」は遺影であり、主人公だけが自分の死に気づいていないという話。