また、君のとなりで笑いたい


——プロローグ——
 
 最後の日だった。

「またね」

「うん。また明日」

 そう言って彼は去っていった。

 いつもと違うことに私はきっと気づいていたと思う。

 あのときは用事でと言ってよく学校を休んでいた。日に日に体調が悪そうになっていってた。それまでは流石に隠せないと思う。

 なんで隠してたのかは察しがつく。きっと私を思ってのことだったのも。

 教えて欲しいなんて今更言わない。


 でも、せめて信用してほしかったな。


 何を隠していたかは知らなかった。思えば、初めて出会った日からそうだったのかもしれない。

 初めて出会った日から、びっくりするくらい白かった。

 だから、あとから知ったときに腑に落ちた。

 ねぇ、せめて教えて欲しかったな。


 どんなきみでも、きみが好きだから。