夫婦喧嘩する二人



夫の弟の明くんは弁護士になり、日本でトップの法律事務所に就職した。

ゆくゆくは、国際的に活躍出来る弁護士を目指して、頑張ってるそうだ。

明くんとは定期的に連絡を取っているが、甥っ子と姪っ子である光と紫の成長日記って、感じだった。


御義父様と御義母様にも、写真や動画を送っていた。

お母さんとは定期的に会っていて、弟の緒登とはビデオ通話をたまにしてる。


学校、どうなの?
 
部活は?友達は?

課題はやったの?

と、聞いてもあんまり答えてくれない。

最近は鬱陶しがられてるから悲しい。


あんまり構わないようにはしてるけど、姉としては心配で気になる。


干渉し過ぎは、ダメだと自制していた。

年頃の男の子だからね。

色々、あるでしょ。



弟の緒登は、私が小学四年生の時に生まれた。

九歳差の姉弟で、ずっと兄弟が欲しかったから嬉しかった。


夫の葵くんに、弟の明くんがどんな人か聞いてみると、

「法律家を志すくらいだから、真面目で勤勉な奴だよ。」

と、返って来た。


明くんは大学時代、ヨット部に入ってたらしい。

中学からスイスの学校に通い、大学までその地で過ごした。