次の日
「おはようございます!」
ガラッ
教室に付いている扉というモノを開けたら
瞬間、先生と目が合う
気まずくなり目をそらすと
クラスメイトたちと目が合う
スウゥゥゥッ
「先生、これには理由があるんです!」
私は悪くない!
2割くらいは。
HRの早い学校に否があると思いたいっ
「おーおー、ねぇな。
学校よりもデカい理由なんてよ」
私の抵抗虚しく
先生は遅刻扱いなーと言い放った
NAZEDA?!
くそっう、、。前はこれで見逃してくれたのにっ
なんて考えてるうちにHRは終わった。
「琥珀っ、ついにやったのね笑」
「みやは知ってるでしょ!
私が!
私がっ、朝が苦手ってこと!」
それでもみやは笑っている
頑張って来たのにぃ
私の敵は朝だよっ!もうっ
「そういえば、遅刻して連絡を聞いてなかった
誰かさんには教えてあげるわ。
一時限目は自習よ」
やったぁ!
自習。
それは、私のために存在する教科である
「自習が好きねぇ、琥珀は」
みやは呆れて笑ってるけど
遅れて底辺まで下がっていたテンションが
今はエルベスト級に上がっている
この学校は進学校なんだよね
なのに何故か、自習が多い
ありがたいけどねっ!
……と、思ったけれど。
忘れてたっ。
隣が氷瀬くんだってことを
出来るだけ見ない様に勉強を進める
基礎は簡単だけど応用は本当に難しい
私の成績は平均なのに!
なんで高いレベルの出すんだろ?
頭を使っているうちに
あっ
消しゴムが落ちた。
目線で辿ると止まった先は。
……まさかの氷瀬くんの足元
やっちゃった
チラリと覗き込む
ッ寝てる。
これは勝った
私は覚悟を決め、席を立つ
隣の席に行くだけなのに
凄く緊張する。
おいしょっ
消しゴムはあと少し
すると脚が動いた。
「なに、してんの?」
覗き込む顔
間違いなく氷瀬 加羅くんの声だった
視線が合う
「あっ、あの、消しゴムが、落ちた、から」
噛み噛み
これじゃ変なやつじゃん
ああっ、馬鹿だ私
すぐ取って机の下から出ようとした時
氷瀬くんの首筋にナニカが見えた
黒い?マーク、みたいな
氷瀬くんはすぐに顔を上げ、寝るポーズをとった
だけど、
私は黒光りした首筋が頭から離れない
