「上の名前は確か…」 「冴木だよ」 トランペットを専用のクロスで拭いてく。 「上手だね、習ったりしたの?」 「家系が吹奏楽とかマーチングとか得意として たからかな、多分」 自慢げに笑う涼君。 でも臆してる感じがした。