自分の夢へ第一歩

「フフ、あの日の約束覚えてる──?」


「覚えてるよ」


椅子から立ち上がり振り向く涼君。


お色直しが終わった私から涼君の唇に軽く口付け。


「もう一回リップ塗らなきゃ」


「塗らなくていい、可愛いから」


髪の触覚を触られ、微笑む彼は王子様級。


「長い日々だったけど、俺を選んでくれて


ありがとう。大好きです」


fin