これって、推し様が私を好きですか!?

 レンくんと小話をしているちょうどその時、キャリアケースを引いたかつみさんがこの場に来た。

 「こんにちは♪」

 やっと会えた嬉しさで挨拶をした。

 「かつみさん、タオルってまだ在庫あります?あんみちゃんタオル買いたいって」

 「ちょうどラスト1枚あるよ?
 いつもありがとうね」

 かつみさんは微笑みながら、キャリアケースから綺麗に折りたたまれたラスト1枚の緑色のタオルを取り出して、私の小さな手へと手渡してくれた。

 私の右手のひらには、レンくんから受け取った鮮やかな「青いシュシュ」。

 そして左手のひらには、かつみさんから受け取った、深みのあるきれいな「緑のタオル」。