これって、推し様が私を好きですか!?

 翌日の夕方

 昨日の静寂が嘘のように普通に彼から返信が返ってきたのだ。

『こんにちは!
  全然お会いできますよー(^^)
 今日もY町で歌っていきます(^^)』

 ――会える!

 視界がパッと明るくなった私は、弾かれるようにY町へと向かった。

 だけど、私の現実のスケジュールは無情だった。

 駅に到着したらレンくんと柚希くんが歌っていたが、かつみさんは遅れての到着とのこと。
 
 どうしても時間が合わず、彼が駅に到着するより一瞬早く、すれ違いで帰らざるを得なくなってしまったのだ。

 『バイトのため帰ります』
 
 これだけDMして、歌っている2人に手を振って路上の場から離れた。