これって、推し様が私を好きですか!?

 早めの時間についた。

 ちょうどアンプのコードをを出し準備をしているところのかつみさんと目があった。

 「こんにちは」

 「あんみさん」

 嬉しそうに目を細めて挨拶をして、続けて話してくれた。

 「今日は最後までいられるの?」

 「ううん、バイトだからあまり長くは聴けないよ?」

 「いつも忙しいなか来てくれてありがとうね」

 話していたらレンくんも到着したようで、軽く手を振ってくれた。

 僅かでも聴ける歌声は、私の毎日を元気にしてくれる。

 仕事終わって、歌を聴いて、また違うバイトをして。

 それでも心は晴れやかな気分だった。