推しラブ

 さぁ、次の日の朝になりました。
 私は準備をして、玄関に行く。
「行ってきまーす!」
 私は、今日のことについて考えながらそう言った。

「おはよう!美空ちゃん!」
 いつも集合している場所に行くと、美空ちゃんがいた。
「おはよう!咲花。今日も元気いっぱいね!」
 美空ちゃんは、そう、笑顔で返してくれた。
 あ、なんか人影が見える。桜ちゃんか流星くんかな?
 来たのは…
「おはよう!咲花ちゃん、美空ちゃん。」
 流星くんだ!
「おはよう、流星くん!」
「流星くん、おはよ!」
 私たちは、流星くんとも挨拶を交わす。
「みんなー!おはよー!待たせてごめんな!」
 そう言って、走りながらやって来たのは、桜ちゃん。
「おはよう!桜ちゃん!ぜんっぜん待ってないよ!」
「おはよ!桜!私も全然待ってないわ。」
「おはよう。桜ちゃん。ぜんっぜん遅くないよ。」
 私、美空ちゃん、流星くんの順に桜ちゃんに声をかける。
 全員来たところで!
「全員揃ったし、学校にレッツゴー!」

 学校について教室にいます!今日は何があるかな?
『失礼しまーす。』
 ビクッ!
 びっくりして、思わず飛び跳ねちゃった。って、その前に、あの転校生の5人がいるんですけど!?
「6人揃うとさらにまぶしい!」 「ヤバい!目が終わりそう!」 「えー!揃うことある?」 「レアじゃね?」
 そんな声が、ちらほら聞こえる…。それはそうと、何をしに来たんだろう?6人で話し合いとかかな?
 考えていると、転校生の1人・志水川雨くんが言った。
「びっくりさせてごめんな!俺たちは、ある報告をしに来たんや!えーっと、俺たち転校生6人は!全員このクラス、1年1組になったんや!これから、よろしくな!まぁ、流星はもとからやけど…。」
 少しの間、みんな状況が理解できなくて、沈黙が続いた。けれど、
「いや、なんでだよ!?」
 我に返ったように、流星くんがツッコんだ。
「俺たち5人が、先生に頼んだんや!そしたら案の定、OK出してもらえたんよ!」
 明るい声で、川雨くんが言った。
「いや、それでもなんでうちのクラスなんだ!?」
「流星くんはリーダー的存在ですし、リーダーの教室でいいかと。あとはまぁ…色々…ありますので。」
「色々ってなんだよ!?」
 こうして6人が話している間も、みんながひそひそ言っているのが聞こえる。
 嬉しそうな声、すっごいいっぱい聞こえてくるよ…!まぁ、私も仲良くなりたいからいいんだけどね!人見知りだけど…。なれるといいなぁ…。
 そんなことを考えていると、美空ちゃんと桜ちゃんが来て、
「凄いわね。6人とも同じクラスにしちゃうなんて。ほんとは悪いことなんだろうけど。あの6人にしかできないことだと思うわ。」
「ほんまに凄いわ。『イケメンだけの特権』って感じやな。」
 そこに、話がついたのか、川雨くんがひょこっと出てきて、
「なぁなぁ、同じ関西弁やな!」
 と、嬉しいといいたげな様子で言った。
「うちは、スタフラっていうグループのもあが関西弁やったから、憧れて関西弁になったんや!」
 桜ちゃんがそう言うと、
「もあ!?」
 川雨くんはそう叫んだあと、
「マジか…。こんなことって、あるんやな…。」
 と、独り言のように言った。
「推し、同じやん!ってか、咲花ちゃん、美空ちゃん、桜ちゃんやん!」
 私たち3人の名前が言われたのに反応して、クラスの女子全員がこっちを見てる!?
「ここじゃ、人目につくわね…。」
 視線に気づいた美空ちゃんが言った。
「ま、まだ時間あるし、みんな、場所を変えて話そっか…?」
 私の提案に、みんなが頷いた。
 こうして私たちは、場所を変えて話すことになった。