推しラブ

 桜ちゃんや男子たちも準備が終わって、私のお家に集まっています!
 だけど、何しよう…。って話になって、今、みんなで考えてるんだよね。
 うーん…。何をしようかな?男女関係なく楽しめるものがいいよね…。でも、私、男子の友達、あんまり作ったことないからな…。結構難しいよっ…!
 そこで、言いづらそうに流星くんが言った。
「あのさ…、俺、もうスケジュール立てちゃったんだよね…。」
「「「えぇ!?」」」
 私たち3人は驚いたけれど、流星くん以外の5人は、『さすが!』と言いたげな表情をしている。
 私たちよりも長く一緒にいるから、スケジュールを立てることが得意だってこと、わかっていたんじゃないかな?それにしても、めちゃくちゃ早い!凄すぎるよ…!そう思ったのと同時に、
「早すぎるわ。いつ考えたの?」
「ほんまに凄すぎ!こういうの得意なんやなぁ!」
 私が思っていたことを、美空ちゃんと桜ちゃんに言われちゃった!2人とも同じことを考えてたってことだよね!…本当に、いつ考えたんだろう?
「そうかな?まぁ、スケジュールを立てるのは、普通に好きだからな。えっと、考えたのは、咲花ちゃんのお家をOKしてもらう少し前、つまり、咲花ちゃんが聞いてくれてるときくらいかな。あ、でも、書いたは書いたけど、変えたいところあったら、変えていいからね?」
 そう言って、流星くんは私たちに、スケジュールを見せてくれた。
 そこには、何を何時から何時までするかが書かれていて、全員が楽しめそうなことがびっしりあった。
「す、凄い…!本格的…!めちゃくちゃ慣れてるね…!」
「そんな短時間で?めっちゃスケジュール立てるの得意みたいね!」
「凄すぎて、何も言葉がでてきぃひんわ。めっちゃくちゃ才能あるなぁ!」
 本当に凄すぎる…!私が作ったとして、こんなクオリティーにはならないよっ…!私とはクオリティーが大違いだっ…!
 私たちが口々にそう言うと、流星くんは照れくさそうに笑って言った。
「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しい!変えたいところない?大丈夫?」
りゅ、流星くん、本気で心配そうな顔をしてる…!こんないいもの、口出しするところなんてありません!
 私が首を横に振ると、流星くんは良かったと言いたげに息をついた。
「よし!それじゃあ、9時になるし、宿題やろっか!」
『うん!』