次の日の朝、あたしは目が覚めても熱っぽさが抜けなかった。 「まだダメねえ。今日は学校休みなさい」 あたしは黙ってうなずくしかなかった。 あーあ、勉強ついていけなくなっちゃうよ。 それでなくても昨日まともに授業聞いてないのに。 そんな後悔を胸に抱いたまま、あたしはもう一度眠ることにした。