「澪」 「はい」 「俺も、もう一度言っていい?」 澪が頷く。 小海は真剣な目で澪を見た。 「澪のことが世界一好きだ。」 その言葉を聞いた瞬間。 澪の目に涙が浮かんだ。 「……私も、好きです」 二人は少しだけ照れたように笑った。 長い時間をかけて。 少しずつ近づいて。 何度もすれ違って。 それでも最後には。 お互いの気持ちを、自分の言葉で伝えることができた。