君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。


風邪が治ったあとも、澪の中には変な感覚が残っていた。


小海から連絡が来ると嬉しい。


会えると楽しみ。


褒めてもらえると、一日中気分がいい。


他の女の人と話していると、なぜか気になる。




そして。




優しくされると、胸が苦しくなるくらい高鳴る。



ある日、友達にそのことを話してみた。


「それ、好きなんじゃない?」


「……え?」


「だから、恋愛」


澪は固まった。