「でも、そういうところが澪らしい」 「……もう」 澪は頬を膨らませた。 その様子を見て、小海は笑いをこらえる。 握手会が始まると、多くのファンが二人の前に並んだ。 澪は一人一人に丁寧に言葉を返していく。 「ありがとうございます!」 「これからも応援します!」 「はい、頑張ります!」 そんな中、一人の男性ファンが澪の前で長く話していた。