ライブの翌週、二人のコラボを記念した握手会が開かれた。 澪は開始前から落ち着かなかった。 「ちゃんと笑えるかな……」 「普通にしてればいいよ」 「でも、緊張します」 「澪は緊張すると何するか分からないからな」 「えっ」 「この前もペットボトルの蓋を開けようとして、逆に閉めてた」 「……あれは、たまたまです」 「うん」 小海が少し笑う。