「最近ずっとその子の話ばっかりしてるじゃん」 「仕事の話」 「はいはい」 「本当に仕事だから」 「じゃあ、なんで私に恋愛相談してるの?」 「……」 小海は黙った。 凛は楽しそうに笑った。 「分かりやすい弟だねえ」 「うるさい」 「ちゃんと大切にしなよ」 「分かってる」 「相手はまだ高校生なんだから、焦らないこと」 「……うん」 小海は真面目な顔で頷いた。