ある休日。 澪は友達と街へ出ていた。 買い物を終えた二人が駅へ向かって歩いていると、友達が突然「あ」と声を上げた。 「どうしたの?」 「いや、あれ……」 澪も友達が見ている方向へ目を向ける。 カフェの大きな窓。 その向こう側に。 見覚えのある人物が座っていた。 「……小海さん?」 澪は足を止めた。 小海は向かい側に座っている女性と話している。