「どうした?」 「な、何でもないです」 「顔、赤いけど」 「暑いだけです!」 「今日は寒いけど」 「……」 澪は何も言い返せなかった。 小海はそんな澪を見て、少しだけ笑った。 「じゃあ、もう一回やってみよう」 「はい……」 その日の帰り。