君の歌声に恋をした。天才作曲家と無自覚天然少女。


一度目。


二度目。




三度目。






「……今の、いい」


「本当ですか?」


「ああ」







澪の顔がぱっと明るくなった。


「よかったぁ……」


その瞬間、小海は思った。








――分かりやすい。








褒めると、本当に嬉しそうにする。


その後も何度か録音を繰り返した。