「美梨花澪です。本日はよろしくお願いします!」 「今岡小海です。よろしく」 想像していたよりもずっと淡々とした声だった。 澪は少しだけ肩を縮める。 やっぱり、クールな人だ。 動画やインタビューで見た印象とほとんど変わらない。 「そこ、座って」 「はい」 澪が椅子に座る。 しばらく沈黙が続いた。 耐えられなくなった澪が、恐る恐る口を開く。