ハートの後味。

Side:@架純


あははっ。


そろそろ3時間くらい経つよねー。


焦らしってやっぱおもろ♡


相手、どんな顔してるんだろー。


俺の事考えすぎちゃって、しょうがないよね?


そろそろ返事しよっと。



体を起こして、カクテルをぐいっと飲む。



「...ん、はーっ。」



目を細めて、スマホの画面を開く。




『ごめんごめん。ちょっと寝てた♡』


『で、なんの話だっけ?』



ピロン、とすぐ返事が来る。




『@Karen's:コメ欄見てくださいよ。』




ははっ、厳しー。


もう把握済みだよ♡


だって焦らしてたもーん。



『そうそれ♡』


『タチ良いって?ありがと♪』





『@Karen's:雑ですね』



お前の言い方の方が雑だよ。


結構飲んだからなのか、すぐイラッと来る。



『てか名前聞いてなかった』




『@Karen's:花恋です。』


花恋...可愛い名前♡


俺のタイプ♪



『へー。かわいい♡』




『@Karen's:そういうのいいんですけど』


わぁ、容赦ない。


多分ツンデレさんかな。



『そう言わずにさ。』


『照れてんだろ?』



甘く声をかけ、目を細めれば。





バンッ。





すぐ落ちてくれるだろ?


こいつも同じ。



俺に殺される、数多くの一つ。



ただの子羊ちゃん。



『@Karen's:落とそうとしてきてます?』



あら。



勘がするどいわぁ。



『あ、バレた?』



『賢い女の子、好きだよ?俺。』



そっから返信が無くなった。




...キモがられたか。



どーやら恋愛興味ナシのガキちゃんだったようで。