ーーーーーガラッ
「せんせっ!」
「おお、どうした、そんな慌てて」
勢いよくドアを開けた私に先生は驚いた表情をしている
「先生、心配してくれたの?」
ビーカーを洗う先生の背中に問いただす。
「結構な頻度でここに来てたから、いきなり来なくなったらそりゃ気になるだろ」
「でもなんで、いつもみたいに“前向け“って言ってくれなかったの?」
「………」
ビーカーを洗う手が止まり、少し黙る先生
「先生、そろそろ好きになった?」
「お前は可愛い生徒だよ」
「えぇーこんなに先生のこと好きな生徒私だけなのになー」
なんていいながら、2回目の告白も呆気なく振られた。
私がそういうと先生はまた黙々とビーカーを洗い始めたのだった。


