「あ〜やっぱ無理〜先生に会いたいよ〜」
そんなひとりごとを言いながら昇降口で靴を履き替える。
「あれ、小春ちゃん♪」
げ、私が嫌いなタイプの橘先輩だ。
「あ、どうも。」
「も〜小春ちゃん塩対応すぎ!」
「じゃあ、私帰るんで」
すたすたと前を向いて歩き始めた時
「そういえばさ、進藤が心配してたよ」
先生の名前が耳に入った瞬間、橘先輩の元へ瞬時に戻る
「先生が?なんて!?」
「す、すごい食いつきだねぇ。
小春ちゃんしばらく顔出さないから、なんかあったのかなーとかなんとか?
……って、えぇ!小春ちゃーん!」
先輩の話を半分くらいしか聞いてないけど
私は理科準備室に走り出していた。


