3回目の告白〜窓際の先生〜




ーーーガラガラ



「先生♪」






いつもよりルンルンな私に先生は少し寂しそうな表情をしていた。








「先生なんか元気ない?」











「そんなことないよ、いつも通り」









不自然な先生の微笑みに私の心はモヤモヤした。









ガラッーーー



「おい進藤!異動ってマジかよー!」











耳を疑うような話を言いながら入ってきたのは、橘先輩。









「え、先生?どゆこと………?」






「………」








黙りこむ先生。









私は頭が真っ白になって、言葉にならない感情が湧き上がってきた。









「え、先生いなくなっちゃうの?
……私、いやだよ……」







「異動だから、こればっかりは仕方がないんだ」






「…………」








静まりかえる理科準備室。








「えっとー…俺、余計なこと言ったっぽい?
ははは、帰りまーす……」







空気を読んだ先輩は静かに教室から出て行った。














「私には、言わないつもりだったの?先生……」







「ごめんな。悲しませたくなかった。」








「先生がいない学校なんて、私来る意味ないよ……っ」









先生の顔もちゃんと見れない私は涙が止まらなかった。









「泣くな、成瀬……
お前が卒業したら迎えにくるから」







「………ほんと?」







「うん、絶対」







涙でぐちゃぐちゃな私の顔に近づいて先生はそっとおでこにキスをした。









「嬉しいけど……嬉しくないよぉっ……」











「泣きすぎだよ、成瀬には笑って待っててほしい。」








「……わかった」






先生は子供をあやすように私の髪をクシャクシャってした。