◇
私の提案で、四人でゴミ拾いをすることになった。
前に栞と谷口くんが歩いている。
谷口くんは猫を指して何か言うと、栞は笑った。
--へー。
栞があんなふうに男子の前で笑うの、珍しい。
よっぽど面白い話なのかな。
あとで聞いてみよう。
そう思ったのと同時に、ドサッという音が聞こえた。
隣をみると、汐留くんがゴミ袋を落としていた。
手が滑ったのかな。
汐留くんはゴミ袋を拾うと、また真顔で二人を見ていた。
……なんでそんなに見てるんだろう。
ちょっとこわーい。
空気!
空気を変えよう!
「ね、ねえ、見て!あっち、結構ゴミあるんじゃない?拾いに行こうよ」
◇
道の脇でゴミ拾いをしているとき、私はさっきの谷口くんとの出来事を栞に問いただした。
やっと聞くことができて、開放感。
栞は少し顔を赤くしながら、事情を説明してくれた。
どうやら谷口くんは、ただ栞を助けただけらしい。
(私は心の中で谷口くんに詫びた。疑ってごめん)
◇
急に雨が降ったので、みんなで雨宿りすることにした。
私と谷口くんは、中学時代の話で盛り上がった。
けれど、私はときどきちらちらと後ろに視線を向けた。
さっきの汐留くんの反応が、少し気になったから。
汐留くんは栞と何か話をしていた。
私の提案で、四人でゴミ拾いをすることになった。
前に栞と谷口くんが歩いている。
谷口くんは猫を指して何か言うと、栞は笑った。
--へー。
栞があんなふうに男子の前で笑うの、珍しい。
よっぽど面白い話なのかな。
あとで聞いてみよう。
そう思ったのと同時に、ドサッという音が聞こえた。
隣をみると、汐留くんがゴミ袋を落としていた。
手が滑ったのかな。
汐留くんはゴミ袋を拾うと、また真顔で二人を見ていた。
……なんでそんなに見てるんだろう。
ちょっとこわーい。
空気!
空気を変えよう!
「ね、ねえ、見て!あっち、結構ゴミあるんじゃない?拾いに行こうよ」
◇
道の脇でゴミ拾いをしているとき、私はさっきの谷口くんとの出来事を栞に問いただした。
やっと聞くことができて、開放感。
栞は少し顔を赤くしながら、事情を説明してくれた。
どうやら谷口くんは、ただ栞を助けただけらしい。
(私は心の中で谷口くんに詫びた。疑ってごめん)
◇
急に雨が降ったので、みんなで雨宿りすることにした。
私と谷口くんは、中学時代の話で盛り上がった。
けれど、私はときどきちらちらと後ろに視線を向けた。
さっきの汐留くんの反応が、少し気になったから。
汐留くんは栞と何か話をしていた。
