「それで、今日傘を返しに行こうと思うんだ。」 そう、昨日とは打って変わって初夏の太陽が眩しい今日。 すれ違う人からの不思議そうな視線を浴びながら、私は昨日先生が貸してくれた傘を持ってきていた。 「ふうん、いいじゃん。」 「で、その時にどんなこと話したらいいかな?好きなタイプとか聞いちゃったらまずいかな!?」 はしゃぐ私に、葉月は冷静に「もうちょっと仲が深まってからの方がいいんじゃない?」と突っ込んだ。 「やっぱそう思う?どんなこと話せばいいんだろ〜。」