「ううん。氷室くんって本当に『最高の友達』だなって、改めて思って!」
私が満面の笑みで伝えると、冴くんの足がピタリと止まった。
「……お前、本気でそれ言ってんのか?」
「え……?」
冴くんはハァ……と本日何度目かわからない深い溜め息をつくと、空いている片手でガシガシと自分の頭をかいた。
「俺がどんだけ……いや、なんでもねぇ。行こう」
「あ、うん……?」
それ以上何も言わずに歩き出してしまった冴くん。
だけど、夕道の中で前を歩く彼の耳の先端が、夕日のせいだけじゃなく真っ赤になっているのを私は見逃さなかった。
あれ……? 私、また何か変なこと言っちゃったのかな……
冴くんの思いがけない反応に首を傾げつつ、私はモールの袋を持って学校に戻るのだった――。
私が満面の笑みで伝えると、冴くんの足がピタリと止まった。
「……お前、本気でそれ言ってんのか?」
「え……?」
冴くんはハァ……と本日何度目かわからない深い溜め息をつくと、空いている片手でガシガシと自分の頭をかいた。
「俺がどんだけ……いや、なんでもねぇ。行こう」
「あ、うん……?」
それ以上何も言わずに歩き出してしまった冴くん。
だけど、夕道の中で前を歩く彼の耳の先端が、夕日のせいだけじゃなく真っ赤になっているのを私は見逃さなかった。
あれ……? 私、また何か変なこと言っちゃったのかな……
冴くんの思いがけない反応に首を傾げつつ、私はモールの袋を持って学校に戻るのだった――。

