クールな氷の王子は無自覚地味子を独占したい

「ねえ、このまま黙って見てるの?」

ひとりの女子が、爪を噛みながら悔しそうに呟く。
リーダー格の女子は、遠ざかっていく私の背中を睨みつけながら、フッと冷たい笑みを浮かべた。

「まさか〜。調子に乗ったお仕置き、ちゃんとしてあげなきゃね」

「……どうするの?」

「もっと分かりやすい『警告』を出してあげよ」