「飲み物、買ってきてくれたの……? ありがとう、氷室くん!」
「……別に。自分の買いに行くついでだ」
ぶっきらぼうに言いながらフイッと視線を逸らす彼。
冷えたペットボトルを頬にポンポンと当てると、ヒヤッとした心地よさに「生き返る……」と思わず笑みがこぼれた。
……口では意地悪なこと言うのに、ちゃんと私の分の飲み物まで用意してくれてる……
冴くんはやっぱり、誰よりも周りをよく見ていて優しい。
ふと彼の横顔を見ると、黒髪が額に少し汗で張り付いていて、いつも以上に色っぽくてドキッとしてしまう。
学園一のモテ男が、こうして私のために甲斐甲斐しく(?)飲み物を投げて寄こしてくれるのだ。
「氷室くんって、すごく頼りになるね。私、氷室くんとペアになれて本当によかった」
素直にそう伝えて微笑むと、氷室くんはどこか気まずそうに目線を泳がせた。
「……お前、そういうこと簡単に言うな。嘘くせぇ」
「え? 嘘じゃないよ? だって本当に感謝してるんだもん」
まっすぐに彼を見つめて伝えると、氷室くんは「はぁ……」と本日何度目かの大きな溜め息をついた。
「……お前みたいなバカ、ほっとけるわけねぇだろ」
ポツリと漏らされた言葉。
照れくさそうにそっぽを向く彼の耳たぶが、ほんのり赤くなっているのに気づいてしまった。
あ……氷室くん、照れてる……?
「……別に。自分の買いに行くついでだ」
ぶっきらぼうに言いながらフイッと視線を逸らす彼。
冷えたペットボトルを頬にポンポンと当てると、ヒヤッとした心地よさに「生き返る……」と思わず笑みがこぼれた。
……口では意地悪なこと言うのに、ちゃんと私の分の飲み物まで用意してくれてる……
冴くんはやっぱり、誰よりも周りをよく見ていて優しい。
ふと彼の横顔を見ると、黒髪が額に少し汗で張り付いていて、いつも以上に色っぽくてドキッとしてしまう。
学園一のモテ男が、こうして私のために甲斐甲斐しく(?)飲み物を投げて寄こしてくれるのだ。
「氷室くんって、すごく頼りになるね。私、氷室くんとペアになれて本当によかった」
素直にそう伝えて微笑むと、氷室くんはどこか気まずそうに目線を泳がせた。
「……お前、そういうこと簡単に言うな。嘘くせぇ」
「え? 嘘じゃないよ? だって本当に感謝してるんだもん」
まっすぐに彼を見つめて伝えると、氷室くんは「はぁ……」と本日何度目かの大きな溜め息をついた。
「……お前みたいなバカ、ほっとけるわけねぇだろ」
ポツリと漏らされた言葉。
照れくさそうにそっぽを向く彼の耳たぶが、ほんのり赤くなっているのに気づいてしまった。
あ……氷室くん、照れてる……?

