声の主は、氷室 冴(ひむろ さえ)くん。
漆黒の髪に青みがかったすっごく整った容姿に、モデルみたいなスタイル。
すっごくクールで一匹狼、裏では氷の王子様って呼ばれてる
さっき話しかけて撃沈した女子を一切見ようともせず彼は鞄を肩にかけ、冷たすぎる目線のまま教室を出て行ってしまった。
「うわぁ……相変わらず容赦なさすぎる……」
葵が引きつった笑いを浮かべながら、私の隣で肩をすくめる。
「でも、あんなに冷たくされてもファンが減らないんだからすごいよね。顔も良くて成績も学園トップ、スポーツも万能なんだもん」
「まさに高嶺の花だよね。……私なんて、廊ですれ違うだけでも緊張しちゃうもん」
ゆいもため息をつきながら頷いた。
「あの氷室くんを射落とす女子なんて、この学校に存在するのかな……?」
友達の話を聞きながら、私は遠ざかる彼の背中をぼんやりと見送った。
氷室くんかぁ……本当に住む世界が違う人だな
「あ、でも緋奈だったらワンチャンあるかも!」
「わ、私!?」
葵の言葉にびっくりする。
「たしかに!緋奈、メガネ外したらすっごく可愛いもん!ね、コンタクトにしなよ!」
「わ、私可愛くないよ…?それにコンタクト怖い…」
私はとっても視力が悪くて分厚い眼鏡をかけている。皆はコンタクトにしたらって言うけどコンタクトは怖くて…ずーっと眼鏡だ。
漆黒の髪に青みがかったすっごく整った容姿に、モデルみたいなスタイル。
すっごくクールで一匹狼、裏では氷の王子様って呼ばれてる
さっき話しかけて撃沈した女子を一切見ようともせず彼は鞄を肩にかけ、冷たすぎる目線のまま教室を出て行ってしまった。
「うわぁ……相変わらず容赦なさすぎる……」
葵が引きつった笑いを浮かべながら、私の隣で肩をすくめる。
「でも、あんなに冷たくされてもファンが減らないんだからすごいよね。顔も良くて成績も学園トップ、スポーツも万能なんだもん」
「まさに高嶺の花だよね。……私なんて、廊ですれ違うだけでも緊張しちゃうもん」
ゆいもため息をつきながら頷いた。
「あの氷室くんを射落とす女子なんて、この学校に存在するのかな……?」
友達の話を聞きながら、私は遠ざかる彼の背中をぼんやりと見送った。
氷室くんかぁ……本当に住む世界が違う人だな
「あ、でも緋奈だったらワンチャンあるかも!」
「わ、私!?」
葵の言葉にびっくりする。
「たしかに!緋奈、メガネ外したらすっごく可愛いもん!ね、コンタクトにしなよ!」
「わ、私可愛くないよ…?それにコンタクト怖い…」
私はとっても視力が悪くて分厚い眼鏡をかけている。皆はコンタクトにしたらって言うけどコンタクトは怖くて…ずーっと眼鏡だ。

