親友たちに冷やかされて顔から火が出そうな私を救うように、先生が入ってきた。
「じゃ、また次の休みにね〜」と笑いながら自分たちの席に去っていく葵とゆい。
私はホッと胸を撫でおろし、カーディガンの襟元にそっと顔をうずめた。
「……嫌なら脱げ」
不意に上から低くて少し不機嫌そうな声が降ってくる。
見上げると、氷室くんがそっぽを向いたまま私の机の前に立っていた。
「嫌なわけないよ! ……すごく、暖かいもん」
素直に伝えると、なぜか氷室くんは言葉を詰まらせて、顔半分を片手で覆ってしまうのだった――。
「じゃ、また次の休みにね〜」と笑いながら自分たちの席に去っていく葵とゆい。
私はホッと胸を撫でおろし、カーディガンの襟元にそっと顔をうずめた。
「……嫌なら脱げ」
不意に上から低くて少し不機嫌そうな声が降ってくる。
見上げると、氷室くんがそっぽを向いたまま私の机の前に立っていた。
「嫌なわけないよ! ……すごく、暖かいもん」
素直に伝えると、なぜか氷室くんは言葉を詰まらせて、顔半分を片手で覆ってしまうのだった――。

