その日の夜、私は紗絵の後を付けた。 どんなスケジュールなのかを知りたかった。 紗絵はそんなことも知らずにのんきに前を歩いている。 十字路を真っ直ぐ行って、ちょうどあの坂を通った。 これはかなりの好都合だ。 それだけ確認すると私は走り近くの橋から飛びおりた。 もう、怖くない。 また、あの時間に戻るだけ。 水のみずしぶきを感じた後に私の意識は途切れた。