きみがスキ



あの時を思い出してしまうから

もし拒んでしまったらってこわくて

きっと、、遼太くんもわかってくれていたから

むりにそうなるような状況もなくて……


でも、、

昨日ね、、

買い物帰りに通った公園の

兄妹が本当にかわいくて………

ふとね、、

遼太くんとの子どもほしいって、、

そう、、おもったの……。



「遼太くん、、明日、はやい?」

「ん?明日は遅番だからゆっくりだよ?」

「そ、、うなんだ……」

「どうしたの笑 夜更かしする?映画みる?」





嫌わないでね、、

女の子から誘うの、、

変だとか思わないでね、、


「………今日、、シよ、?」

「……え、、っと、 ほんと、?」

「うん……シたい、、」

「無理してない?… 急いでないよ、、おれ、」

ちがうの、、

ちがう、、

「わたしが、、シたいだけなの、」

「………そっか、、 先、行ってて…」

「うん……」


そわそわする、、

不安と期待と、、

緊張と、、


「……おまたせ、ももちゃん」

「ううん、、だいじょうぶ、」





少し暗い部屋の照明に急かされてしまいそう、

それでもゆっくりリードしてくれて

やさしく触れるだけのキス

何度も角度の変わる

柔らかな感覚も


少し汗ばんだ肌も

少し早い息遣いも

全部愛おしい…

「ももちゃん、、こわくない、?」

「……うん、しあわせ、、」

「よかった、、笑」

すごくね

しあわせだよ、、





「ほんとに、、最後までいいの、」

「……いいの、、」

「ん、、優しくするから…」

ありがとう……

ごめんね……

沢山待たせちゃって……

「………ももちゃ、、すきっ、」

「んっ、あ、わた、しも、、すきだよ、」

だいすきだよ、、







疲れきって眠る横顔が

まだ少し汗ばんだ肌が

火照った顔が

もうぜんぶ愛おしくて

ぜんぶすき、、


「結婚してくれてありがとう……遼太くん、、」