きみがスキ


自信なんかないよ…

好きって言葉を耳にしても

遼太くんの顔みるまで、、

直接聞くまで

まだ、信じきれないけど…………


3週間ぶりに会うの、

少しでもかわいいって思ってほしいの、

ずるくてごめんね、

遼太くんの着てたクラスTシャツで

会いに行きたいの……

だから、、


『20:00に部屋の前に来て欲しいな』

受け取ってないかもしれない、

開けても居ないかもしれない、

それでも、、

会いたい、、







緊張する、

心臓が飛び出そう、

開けるよ、?開けちゃうよ、、?

遼太くんがいますように…………


「……りょ、、うたくん、、」

「…ももちゃん、久しぶり…笑」

「遼太くん……」

あったかい、、

遼太くんの匂い、、

また、、撫でてくれた、、

会いたかった……

「……待たせてごめんね」

「いつまででも待つつもりだったよ、、」

「…………助けにきてくれてありがとう…」

「……ひとりで、、よく頑張ったね、、ごめんね、」

ううん、、

助けて欲しかったの、、

来てくれるって信じてたの、、

「……ぎゅって、されるの嫌?」

「…っなんで、、?」

「…わたし、汚い、、」

「もっと、強く抱き締めていい?」

「え……?」

なんで、、?

どうして、、?

「好きすぎて、、ずっと抱きしめたかった……」

「守れなかったの、、悔しかった、、」

「…………生きててくれてありがとう。」


遼太くん、、

すき、、だいすき、、

私もこうして欲しかったの、、

ずっと、、抱きしめて欲しかった、、

「…汚くないから。 ももちゃんはずっと、、」

「ほんと、?」

「うん、、 ずっと綺麗な奥さんだよ笑」

遼太くんのばか、、

せっかくがんばってメイクしたのに、、

ぐちゃぐちゃになっちゃう、、






2段先を手を引いて歩いてくれるの

まだ怖いから……

まだ少しだけ怖いから……

「…いける、?」

「うん、、みんなにもあいたい、」

「そっか笑 みんな待ってるからゆっくり降りようね」

うん、、

ありがとう、、

いつも先で手を引いてくれて、、

待っててくれて、、

「……ありがとう遼太くん」

「……こちらこそ、笑」








階段の先、、

リビングのドアを開ける手が震える

なのに、その手を優しく包むようにいっしょに

開けようとしてくれるんだね…

「……だいじょうぶかな、」

「うん、、いいよ。ももちゃんが開けたくなったらで、」

うん、、

じゃあ、、

開けるね……





「まま、、ぱ、ぱ、、 ゆず、」

「……桃羽おかえり」

「ももちゃん!おかえり~!」

「こっちにおいで…?」

いつもの、、

知ってる家族のみんなだ、、

ままもぱぱもゆずも、、

「……遼太くん、、」

「ん?笑」

「家族…だね……」

「そうだよ、みんなももちゃんのこと待ってた家族だよ」

不安かき消すように

肩に優しく置いてくれた手が


もう泣きたくなかったのに

今日はもうずっと泣いちゃう……


「ももちゃん、、ぎゅぅ~」

「ゆず、、ぎゅぅ、、」

「ん~… ももちゃんりょうたとしてるときの方がかわいいね?」

え、、笑

そう、、なの、?笑

「ゆず~ごめんな。ももちゃん貰っちゃって笑」

「りょうたずっといじわる言う…」

「ももちゃん本物のところおいで……?」

ふふ笑

やっぱこっちがいい、、

ゆずごめんね、、

お姉ちゃんね、遼太くんがすき、、


「やっと、、笑った、、」

「遼太くん……?」

「泣いてないからね… 泣いてない、けど、、」

「今は顔隠したいの、、」



「遼太くん、ずっと家に泊まってくれてたの。」

「もう同居気分だったよ?笑 」

「ゆずがりょうたと結婚する!」

「…だめ、、遼太くんは、、だめ、」

とらないで、、

『奥さん』……だもん……







みんなより少ないけど、、

ひとりで食べるより

みんなで食べるご飯がすき、、

みんなでテレビ見るのもすき、、

みんなで並んで歯磨くのもすき、、


5人で並んで寝る夜は

特別だったな……