きみがスキ



年が明けてから

受験生たちの追い込みに

クラスの中が少しだけ殺伐としていて


わたしまで息を飲むほど緊張しちゃう、、


「ねえ、櫻井さんさぁ。 話あるんだけど」

「………ここで、、話して、」

「いや、笑 ここでできる話?笑」

……

……

……

「久下?俺もついていっていい?」

「あー倉塚に用ないんだよね」

「うん、でもふたりにはさせないよ。心配だからね」

まだ、、

すこしだけ震える、、

あのときの恐怖感に駆られる夜もある、、


心配させるかなって

言わないようにしてても

遼太くんにはきっとバレてるんだよね、


「じゃあいいや。」

「………後でふたりきりになろうね」

ゾクッとする、

耳元で話されるのも、

こんなに近いのも、、

「やめてくれる? 怖がらせないで……」

「はいはい笑」





「遼太くん、、ありがとう、、」

「うん笑 ちょっとこわかったよね。 もう大丈夫だよ」

ずっと、、

後ろから抱き寄せてくれてたから……

大丈夫って言われてるみたいだったから……

「ありがとう、、」










「桃羽?今日いっしょにかえろ〜」

「栞?清水くんと帰らなくてもいいの、、?」

「あーうん。喧嘩した。話聞いて、、?」

「あ、そうなの、、 遼太くんに、伝えてくる……」

喧嘩……

滅多にしないのに……

「遼太くん、、今日栞と帰ってもいいかな、」

「うん、いいよ? 気をつけて帰ってね」

「遼太くんも気をつけて、」

「遥斗のお守りするだけだから大丈夫、笑」

そっか、、

遼太くんは清水くんの話聞くのかな、、笑



「栞帰ろっか!」

「辛いものを食べていきたい〜」

「え、、やだ。 辛いの苦手だもん」

「鍋ならどうよ、、付き合ってよ〜、」

ええ、、

辛いもの、、

栞、落ち込むと辛いもの食べたくなるけど、、

喧嘩って落ち込む系統なのかな?

「今日だけね、、」

「桃羽とてもすき!!!!」








「それでさ?遥斗が無理やり!」

「…大変だ、、」

「聞いてる?ひとの話」

「聞いてるけど、、熱くて、、」

「…はあ、 遥斗はいま何してんのかねー」



ふふ笑

栞も清水くんだいすきじゃん、

「……連絡してみたら?清水くん待ってるかもよ、」

「わたしは悪くないのに、?」

「意地張るのと話さないのは別なんでしょ、、笑」

「それ、、笑 わかったよ、、電話してくる、」

「うん、待ってるからゆっくり話しておいで……」


今のうちに冷ましとかないと、、

辛いのに

熱すぎて、

まだ1口手つけられてない、、



ふぅー、


ふぅー、、!


ふぅーーー、、


……え、、辛い、、


1辛ってうそじゃん、、


栞の奢りだしアイス頼んじゃおっ笑


「……仲直りした__んだけど、、」

「ん、おかえり」

「いや、人の金だと思ってアイスふたつ頼むなし」

「だって辛いんだもん…… 熱いし辛いし…」

抹茶アイスとチョコアイス交互に食べると美味しい

辛いのも多分紛れるはず、、


……





「でも、、仲直りできてよかったね?」

「まあ、、ちょっと不服だけど、」

「このあと会うんでしょ……笑」

「遥斗が会おうって言うから、」

「行っておいで、、? ここからひとりで帰るし」

「……付き合ってくれてありがと。」

「いいえ笑 」

「後でPayPayでアイス代ちょうだいね」

「……聞こえない、、!」

「ちゃっかりものめ!笑 行ってくるね笑」

行ってらっしゃい笑