きみがスキ



梅雨入りが本格化して

傘が手放せない毎日の久しぶりの晴天

グラウンドでの体育が

太陽の日差しがジリジリと痛くて

くらくらする、、


「桃羽ー?大丈夫そ?」

「ん〜、、 ぐわんぐわんする、、」

「美穂ーー!桃羽しぬー、、」

物騒なこと言わないで瑠愛、、

ぎりぎり生存ちゅ__





「…俺が連れてくよ。」

「ありがとー、よろしくーー」

頭が割れそうなくらい痛い、、

もうちょっと誰が何話してるかわかんない、、


あたまいたい、、

まだぐわんぐわんしてる、、

きもちわるい、、、

「ちびちゃん起きた?」

「ん、清水くん?」

「わー顔真っ赤、、笑 軽い熱中症だって。」

「そっか、、ごめんね。」

運んでくれたのも清水くんかな、

重かっただろうに、、

申し訳ない、、

「水置いておくからゆっくりしときー。」

「ありがとう……」

「委員会も俺出るから先帰っていいよ。」

「うん、、ありがとう、」



お水冷たい、、

美味しい、、

あとで、お金渡さないと、、

でも、もう少しだけ、、








15:30だ……

清水くんのお言葉に甘えて

今日は先帰らせてもらおう……

「あ、、起きた?」

「……倉塚くん?どうしたの?」

「熱中症って聞いたからさ。ひとりで帰るの辛いでしょ」

「大丈夫だよ、、?」

「いーよ。送らせて?心配」





「ごめんね、、ありがとう。」

「うん。 着替え待ってるからゆっくりおいで?」

申し訳なさすぎる……

ちょっと急ごう、、

保健室の前で待ってくれてるみたいだし、

でも、、まだくらくらする……。


「おまたせ、しました、、」

「大丈夫だよ。 今日は櫻井の方があつい、笑」

はずかしい、、

ちょっといま、、

目みれないかも、、

「…あ、ゆず迎えいかないと。」

「いっしょにいくよ。3人で帰ろう」

「ごめん、、」

「謝らなくていいよ笑 勝手にやってるだけ笑」







「ももちゃん!!」

「ゆず〜、、おかえり。」

「ももちゃん、このひとだーれ?」

「……ももちゃんのお友達の倉塚 遼太です。」

ももちゃん呼びなんだ、、

新鮮というか、、

びっくりというか、、

「くらちゅか!りょーた!」

「ゆず?呼び捨てしないよ……」

「りょーにー?」

「遼兄やばいね、、笑」

「ごめん、、妹が……」

「全然だよ、笑 かわいいなって笑」

ゆずのコミュ力の高さは

お姉ちゃんが見習いたいくらいだよ、、

「ももちゃん!りょーにー!手!繋ぐ!」

「……倉塚くんむりに、、」

「柚羽ちゃん、はい。手繋ごっか?」

「うん!!!」

嬉しそうに倉塚くんの手を握って

ゆずを挟んでわたし…

影が3つ並んだ帰り道


冷たい風と

さっきまでの晴天が嘘のように

ポツポツと降り出してくる雨……

「わ、、ゆず抱っこ!!」

「ももちゃん〜雨濡れちゃう〜、、」

「櫻井、あっち屋根ある…!!」


なかなか止みそうにないな、、

倉塚くんの家反対方向なのに、、

わたしのせいで…

「りょーにー? 今日あやとり習ったの」

「おぉ、なに習ったの?」

「みててね?…ほうき!!」

「おぉー!すごい!」

「それからね、、はし!!」

「柚羽ちゃん凄いね笑 」

ゆず、、たのしそう笑

あやとりだいすきだもんね、、

倉塚くんも相手してくれてたすかる、

「りょーにー?ももちゃんはがっこーでもかわいー?」

「………うん、ももちゃんは学校でもかわいいよ」

「ももちゃーん!かわいーって!」





「わ、、うれしー、、」

いやいや、、

ゆずほんと、、だまって、、

ここにいるのしんどい、、

「りょーにー!抱っこ!」

「ん?おいで〜笑」





「倉塚くんごめん、、」

「いいよ笑 柚羽ちゃんかわいかった笑」

「重くない?寝ちゃったし、、」

「重くないよ笑 櫻井も柚羽ちゃんも軽くてビビる、」

わたしも、、?

「え、、今日運んでくれたのって、、」

「あ、、体育のとき?」

「うん、、」

「あーーー笑 うん、勝手にごめんね?」

「ううん!ありがとう、、」

「びっくりしたけどね、よかった、、なにもなくて、」





「じゃ、お大事にね。」

「ゆずのことも、、体育のときもありがとう…」

「うん笑 櫻井も柚羽ちゃんもまたね?」

「りょーにー!またねー!」

「またね…」




倉塚くん、、

ありがとう、、、