きみがスキ



出来るだけキレイめの

出来るだけ大人しめな

一度行ったことあるのに

緊張で心臓が破れそうで……

片手に持った 少し高めのケーキも

いつもより高めのヒールも

震えて仕方ない……



「緊張しすぎじゃない、、?笑」

「遼太くんも絶対今度味わうもん、、ほんとに、、」

「会ったことあるじゃん……笑」

「あのときは、彼女だったけど…… 今は、婚約者?なの?わたしたちって、、」

「え、、うん…笑 そうじゃない?」

曖昧です…笑

曖昧だけど…

この人とこの先も生きていきたいと

そう思える人生を今歩めてると

胸を張って言えると思います。


「……ドア開けるよ?」

「うん、、」

緊張する、






「……お久しぶりです、」

「桃羽ちゃ〜ん!あら!綺麗な格好してどうしたの、」

「ちょっと話あるんだけど…父さんもいるよね」

「いるけど………」

「呼んでほしい。話したい。」

どうしよう、、

もう会ったことあるのに

全然ちがう人に見える、、





「以前は、何も持って来れなかったので…」

「え!いいのに、、ケーキ?笑 あとでたーべよ!」

「しかもいい所のじゃない?!高いのに、、」

「……母さん座って、、」

ふふ笑

相変わらずかわいいお母さん……笑

「2人に話したいことがあって、、」

「……あの、、高校卒業したら、遼太さんと__」



「妊娠したのか、」

「「え、、?」」

「責任を取るということか?」

「いえ、、その…… この先もいっしょにいたいです。」

「そゆこと、、 桃羽と結婚したいと思ってる」

いずれは、、

子どもとか、、

でもまだ、、健全です、、





「桃羽は、、遼太でいいのか」

「……遼太く…さんがいいです。」

「いいよ、笑 くん付けで笑」

「あ、、ほんと、、?ごめんね、、」

緊張しちゃってた、、

お恥ずかしい、、

「桃羽、少しふたりで話そう」

「あ、、父さん待って、ふたりだけは……」

「……だいじょうぶ、、笑」

「でも、、」

だいじょうぶだよ。







「連れ出してごめんね桃羽」

「とんでもないです… お久しぶりです…」

「元気にしてたか?」

「はい、笑 」

やっぱ、、

少し口調は違くても

遼太くんのお父さんってわかる、、

「……結婚は、本気か?」

「したいなって、、思ってます。」

「遼太はほんとに優しいやつでな。たまに損をしてしまうんだよ…… だからすこしだけ心配しててね、、」

優しいです、、

損をしてしまうというのもわかります、、

優しすぎてわたしのせいで困らせてないかなとか

悲しませてないかなとか 思うことたくさんあります。

「桃羽、遼太は大切にしてくれてるか?」

「……はい。 されてます。 したいとも思ってます。」

「そうか笑 遼太もしあわせだな笑笑」

たぶん、遼太くん以上に

わたしがしあわせすぎて、、

「遼太、寂しがり屋だからたくさん話してあげてくれ」

「はい……」

「意外と泣き虫だから 沢山泣かせてあげてくれ」

「はい……」

「遼太をよろしくお願いします。」

「こ、、こちらこそ、、お願いします、、」

「娘は、、うれしいな……笑」

泣いちゃいそうだよ、わたし、、

遼太くんにたくさん慰めてもらって

たくさん泣いたけど、、

これからはいっしょに泣きます、、





しあわせになります……


「桃羽ちゃん、、遼太のことよろしくね?」

「…わたし、、頼りないです……」

「そんなことないよ。 こんな素敵な娘ができるの、、」

「たのしみにしてるんだからね、笑」





「あら、、涙目!どうしよ、、」

「だいじょうぶです、、嬉しくて、、」

「……遼太に泣かされてない?」

「笑顔にさせてもらってます……笑」

いつも、、

ほんとにね、、

沢山笑わせてもらってるの、、

「桃羽ちゃん、、ありがとう、」


玄関で遼太くんのお母さんと泣く日がくるなんて

こんな風に迎え入れてもらえるなんて

前あった時はおもってなかったです。





「ももちゃんたくさん泣いたね笑」

「うん、、笑 せっかくメイクしたのに、、笑」

「かわいいよ、、もうぜんぶかわいい、」

「……遼太くん、、ありがとう」

たくさん、、

ほんとにたくさんありがとう…