秘密のふたりだけの
特別な 最後の 文化祭__
賑わった声もそこそこに
夜の静けさと
浮かれたひとの廊下を流れてく声に
『まもなく 後夜祭 花火の打ち上げが始まります』
アナウンスが校内に流れてく…
やっと、、
いっしょにみられる、、
「遼太くん……おきて…」
「ん、、どうしたの、」
「花火始まっちゃう……」
「ここからみよう?ももちゃん。 ふたりだけでさ」
夜も、、
ふたりだけでいいの、、
「わたしとでいい?」
「ももちゃんとだからみたい。」
「……窓のとこいこ、、」
校庭から聞こえる
カウントダウンの合図が
0に進むにつれて
加速してく心音が
うるさい…
笛のような高い音が
空に高く高く昇って……
大きな花が夜空に
ひとつふたつと彩られてくの
「きれい、、」
「……きれいだね、、ほんと、」
「「やっとみれた……」」
……ふふ笑
やっとみれたね、、
「あの花火、桃色だね」
「かわいい、、」
「うん、ももちゃんほんとかわいい……」
ん?笑
わたしなの___
「…桃羽ちゃん、、 俺と結婚してください。」
ほんもの……?
ほんとうのプロポーズですか……
返事しちゃってもいいの……?
「これ、、笑 安物だけど…… 」
「わ…… むり、、泣いちゃう……」
「こっちみてよ、、笑 ずっと決めてたんだよ、」
「後夜祭の花火でももちゃんにちゃんと言うって、、」
ずるいよ、、
すきだよ、、
「……お嫁さんにしてくれる?」
「させてほしい。」
「……家族になれる?」
「なりたい。」
「………わたしでいいの、、」
「ももちゃんだからいいんだよ、、笑」
遼太くんまで、、
泣かないでよ、、
もう、、
離さないでよ、、
「……お願いします。」
