きみがスキ


少し緊張するね、、

この先にほんとにいるの?

疑っちゃうのに、、

足が勝手に期待して進んじゃうの、、


ねえ、いてね___。



「りょうたく__」

…

…


「……ももちゃんだ、、」

遼太くんだ……

この匂いも 体温も

頭撫でるくせも

見上げたら 顎下にあるホクロも…笑

「…こうしたかったんだよ、遼太くん、、」

「おれも……ずっと腕んなか寂しかった」

…

「久しぶりももちゃん」

「遼太くんも、、久しぶり……」

触れる体温が

柔らかい感触が

熱を帯びた視線が

ぜんぶしあわせで、くるしい、、

「……すき、、」

「桃羽? もう一度付き合ってください、、」

「…… 別れてないよ、」

「離れてたでしょ… やり直ししよう。」

「……ごめん、、」

「謝んないの…笑 ねぇ?付き合ってくれるの、、?」

「はいっ、笑 彼女にしてください笑」

「………喜んで笑」


2度目も

3度目も

何度だって

触れる感触と体温と

胸が締め付けられる痛みに

頬が緩んでしまいそう

…

…

「やっぱももちゃんちいさくてかわいい、、」

「……ばかにしてる、、」

「してないよ笑 ももちゃんじゃないとこんなぎゅってしたくならないもん…」

「遼太くん、もっかいちゅして、、」

「……ずるい子だね…笑 」


…

ふふ笑

うれしい、、

遼太くんだって、、感じるの、、

「……ももちゃん、、1個聞いてもいい?」

「ん、、どうしたの」

「ほんとに、東京、、行かないの?」

「………うん、、残るよ。 どこかで就職しようかな、」

…

…

「おれ、、キモイこと言うかも……」

「え、なに、、?」

「………俺のお嫁さんになりませんか…」

「……卒業したら、、 結婚したい。」

…

…

「ほんと、?」

「お金もないよ、俺がんばるし、、」

「けど、こうやってすれ違って離れるくらいなら」

「ずっと、いっしょがいい。 結婚したいなって、、」

…

…

…

「………遼太くんは、、子ども何人いたら嬉しいの」

「…それ、今だめね笑 でもももちゃん似の子がいいな。」

「遼太くんわたしよりすきすきしちゃいそうでやだな、」

「ももちゃんがいちばんだよ笑」


ねえ、、

『お嫁さんになりませんか』って

もしほんとうに言ってくれてるのなら

あの日の『俺の奥さんになる?笑』って言葉も

あのときよりも すごくうれしいの、、


…


「もっかい、ちゃんと言うから……」

「ちゃんと考えてくれると嬉しいな。笑」

「……うん、、笑」

でも、、

もう決めてるよ、

遼太くん似の子 と わたしに似ちゃう子

ふたりいたらいいな…

動物園の日の影みたいな……笑

…

…


「今日は、、もう帰るよ、笑」

「……泊まる?」

「泊まりません笑 ほんとお口に気をつけてくださいね」

「次、また変なこと言ったら縫っちゃうぞ笑」

「……こんな風にですか、、」

「こんなってどん__」

えへへ笑

遼太くんびっくりしたでしょ、、

「……すきだもんね、遼太くんのこと」

「…はやくかえって、、 ほんとに大事にするんだから…」

「……じゃあ、かえる… 」

「いい夢見てねももちゃん。」

「寂しくなったら電話していい?」

…

「このあとかけようとしてるんでしょ笑」

「…ばれた、、」

「いーよ、笑 だから、はやく入りなさい笑」

だって、、

離れたくないんだもん、、

離れたくなさすぎて、、

理由並べちゃうんだもん、、

「……また、あとでね、、」

「はいはい笑」

…

…

玄関ドアが締まり切る前に

スマホが小さく震えるの。

『 遼太 くん 』 からの着信……笑


ねえ、、すきだよ。