きみがスキ


当たり前に日常が通り過ぎてくのに

曖昧で複雑で微妙な距離だけが

変わらないまま


もう2週間…

目が合っても

逸らされちゃうし

逸らしてしまうし


話しかけても

前よりもっと

いつだろう……

中学のときの……

あの頃より遠くなっちゃったみたい……






「遼太くん、、これ。ノート……」

「あ、、うん。ありがとう」

「……うん、」

また、

話できなかった…

少し話せる?って

たったそれだけが

言葉にもできないの。


「………さ、、桃羽、」

「…いま、櫻井って、、言おうとしたの?」

「いや、、ちが_」

「遼太くんは、、もう、すきじゃない?わたしのこと、」

「もうはなしたくない、、?」

「ちがうよ、、?ちがう、」

「……じゃあ、なんで大学のこと話してくれなかったの」





「……また、、話してくれないの、」

「ごめん、、」

「謝らないでよ… 分かんなくなっちゃう、、」

苦しいよ、、

つらいの、、

なんで、、

「………遼太くん、、距離置こっか。」

「なんで……」

「今、、遼太くんといるのつらい、」





ごめんね、、

自分勝手で、、ごめん、、

もう、、むりなのかなって

ちょっとでも過ぎっちゃって……

でも、まだ、、

わたしにそこまで言えない…







ごめんね、、

うまく言えなくて…

頼りにならなくて…

遼太くんのいちばん頼れるひとに

わたしはなれなかったんだって…


胸が苦しい…

また、、逃げちゃった……

あのときとおなじ……

1年生の頃、、

桜井くんと付き合ってるって

噂流されたときとおなじ……


いつもわたしばっか逃げちゃって…

また、、踊り場にひとり……



『桃羽どこにいるの』

『もう1回話そうごめん』

『ごめんねももちゃん、、』

『気が向いたらでいい…返信ちょうだい…』


わかんないよ、、

いまはやさしくしないでよ、、

トーク画面は開けずに

通知欄で読んだ

遼太くんからのメッセージが

いまは重たい…