きみがスキ


「遥斗も伝え方下手くそだなー、、」

「そんで、怒って話もせずに逃げてると、、笑」

「逃げてるんじゃないもん…」

遼太くんが話してくれてたら、

こんな怒ってない……

ひと言もそんなこと言ってくれなかったのに、

あの日振り返ってもくれなかったのに、、

「ちゃっちゃと電話してふたりで話しなさいよ、」

「……いまは、、顔もみたくないの、」

「……いま、話してもたぶん傷つけるのはわたしの方、」

今なにか話しても

きっと受け入れられないし

きっとわたしが色々話して

悲しませちゃうから、、

距離あけたいの、、


なんで、大学のこと話してくれなかったのか、、

わたしも遼太くんの気持ち考えたいの、、


「ふたりのことだからさあんま口出ししないけどさ?」

「桃羽ずっとそのブレスレット撫でてるじゃん、、」

「ほんとは話したいんでしょ、?」

「確かに倉塚の考えは分かんないけど…」

「意地張るのと、話さないのは違うからね。それだけ、」

…

…

「……わかってるもん、」

わかってても、、

今は話したくないんだもん、、

「あ、、柚羽待ってるよ。」

「え、?」

「ももちゃーーん!!!」

「だいすきな妹があんな手振ってんだから行きなさいよ」

「……うん、またね。栞」

…

はあ、、

また、栞に正論言われちゃった……


「ももちゃん!おかえり!」

「ゆずもおかえり笑」

「あのね?もうお友達できたの!」

「ええゆずすごいじゃん…! なんてお名前の子?」

「あずさちゃん!!ツインテールでねかわいいの!」

もう手繋がないんだなあ…って

お姉ちゃんが寂しくなっちゃう…笑

でもたのしそうに話すゆずみてるのはすきだよ

まだランドセルが大きいのか

背負ってるっていうより

背負われてるみたい笑


「ももちゃん、かなしい?」

「ん〜? うれしいの。」

「なんで?」

「ゆずが大きくなったなあって笑」

「ゆずね!ももちゃんより大きくなる!」

「ぜーーーったいやだ!笑 」

「やだ!大きくなる!」

「まだゆずお姉ちゃんに鬼ごっこでも勝てないのに〜?」

「勝てるもん!ももちゃんのことすぐ捕まえるもん!」

「じゃあ……かかってこ〜い笑」


大人気ないよって笑いながら

たぶん遼太くんもいっしょに走ってくれるんだろうな…