ふぅ…
緊張する…
玄関の開く音と
軽快な足音とゆっくり近づいてくる足音に
心臓のばくばく音が早くなる……
「「さぷらーーいず!」」
え、、?
「ももちゃ、」
「チョコ買ってきたんだけど……笑」
「お誕生日…お祝いしようと思って……笑」
ふふ笑
びっくりした…笑
「遼太くん、ゆず お誕生日おめでとう〜!」
「ももちゃんももちゃん!ぱーちー?」
「うん、ぱーてぃーだよ」
「りょーた!ぱーちーぱーちー!!」
「ゆずとおれの誕生日ぱーちーだって笑」
うれしそうに笑ってくれた、、
よかった、、
大きくサプライズできたわけじゃないけど、、
ふたりとも喜んでくれてる……かな?笑
「ご飯冷めちゃうからたべよ?」
「桃羽、、ありがと。」
「遼太くん、17歳おめでとう…」
「ももちゃんもりょーたもはやくたべよー」
3人で食卓囲むの
なんだか前より照れくさくて
ゆずがとなりで
遼太くんが真正面で
ふたりの笑顔みながら
しあわせだなあって心がぽかぽかする
「おいしい…?」
「ゆずねももちゃんのごはんすき」
「ほんと〜?笑 うれしいなあ…」
「……桃羽?今日のご飯いちばんおいしい、、」
「りょうたくん、、?」
「りょーた、かなしい、、?」
たくさんわらってたのに
ごはん食べながら涙ぐむ遼太くんが
ちいさい子どもに見えちゃって
ぎゅぅってしたくなるの
ぎゅぅってしちゃうの
「……遼太くん、泣かないで、、」
「ごめん、嬉しくてさ……笑」
「遼太くん、、来年もお祝いするよ…」
「うん、、おれも、来年もお祝いさせてね」
たくさん遼太くんの腕のなかで泣いちゃったから
いまはたくさん泣いて、、
遼太くんの涙隠してあげる……
「ももちゃん、、ゆずもぎゅぅする、」
「……ゆず、おれの膝のうえおいで」
「うんっ!」
あーもうほんとに、、
愛おしいよ、、
しあわせだよ、、
わたしまで、泣いちゃいそうだよ……
…
…
昼下がりの
小さなダイニングテーブルの端で
みんなで泣きながらぎゅってするのも
いい思い出になったかな、、笑
美味しそうにケーキを頬張って
チョコレートの取り合いしちゃって
「ゆずこれ!大きいの!これ!」
「ゆず、、あとでも食べれるから… こっちにしよ?」
「やーだ、、ゆずがいちばんおおきいの!」
「……ゆず〜ももちゃん困らせないよ?」
「だって、、ゆずが大きいのたべるもん、」
どうしよう、、
遼太くんの小さくなっちゃう、、
ゆずの残したやつ食べるのでいいかな。
「ももちゃんゆず大きいのにして残したの食べようか?」
「いいよ、、遼太くんも主役だよ?わたしが、」
「ももちゃん甘いの好きでしょ笑 」
…
…
とまぁ、、
ゆずの食べ残しを美味しそうに頬張っちゃうんだよね
ごめんね、、
わがままで、、
わたしも、ゆずも、、
…
「あとね、、プレゼントあるの。」
「まずは、、ゆずにね?はいどうぞ…」
最近、ひとりで寝る時間増えたもんね
お姉ちゃんになるのっていいながら
寝る前いつも寂しそうだったから
ゆずの好きなキャラクターの
大きいぬいぐるみ
「わあ!!ぷーたん!ぷーたーん!」
「これで寝るとき寂しくないでしょ……?」
「ぷーたんとねんねできう!ももちゃんありがとー!」
「どういたしまして笑」
…
「遼太くんにはこちらです……」
「気に入ってくれたらうれしいな……」
前に、、お買い物したとき
ずっと見てた腕時計……
私服も黒系統だから
黒のベルトのものにしてみたんだけどね……
どう、、ですか、、
「……いいの、これ、、」
「うん、笑」
「これ超欲しくて…悩んでたやつ……」
「うん…… 前にじーっとショーケースみてたから、、」
「めっちゃうれしい、、ありがと桃羽」
よかった…
喜んでくれた…
アクセサリーより
遼太くんは実用的なやつの方が
喜んでくれるかなって、、
3ヶ月くらい悩んじゃったんだけど、、
店員さんに何回も相談したんだけど、、
よかった……
喜んでくれた……
