あたまいたい、、
おなかいたい、、
腰もいたい、、
今日はもうメンタルも、、
「ももちゃんおなかいたいいたい?」
「ん、ちょっと、、」
「がっこーだいじょうぶ?」
「うん、笑 だいじょうぶだよ」
とは言っても
夏も差し掛かって
こんな暑いのに背中にカイロ貼って
今回は一段と重い……
栞に伝えて
今日はいっしょにいてもらおうかな、
遼太くんに気遣わせちゃうし……
女の子の事情とか、、
困らせちゃうよね、
…
…
「ごめん、、栞ちょっと今回重くて……」
「大丈夫?年に数回当たるね… 夏なのに顔色やばいよ」
「ちょっとほんと、、気持ち悪い……」
くらくらする、
頭も腰もお腹もぜんぶ痛い、
よりによって今日の体育成績に響くやつ…
「ももは、、ももちゃんおはよ」
「あ、、遼太くん、おはよう、笑」
「………飴、、舐める?」
「え…?」
「糖分欲しくはならない?」
あまいの、、
飴舐めたい、、
「ももちゃん?…はい なんかあったら言ってね」
あまい……
ねむたい……
なんでこんなねむいの……
数学、、
この先生ランダムに当ててくるんだよね、
当たりませんように……
たぶんわかんない、
頭働いてない……
くらくらする、
だめ、、
「櫻井!!!」
「……はい、」
「問8の問題を答えなさい。」
「それから目を閉じるな話を聞け」
もうやだ、
こんなことで
いつもはこんなこと大丈夫なの、
大丈夫なのに、、
わかんない
視線が痛い、
『問8 答えはX=14²』
……遼太くん、
うんうんって、、
優しく笑ってくれるの、
「答えは……X=14²です……」
「ん、正解。 寝るなよ?態度悪いぞ」
「すみません…」
『ありがとう。』
ちいさく折りたたんだ紙を
静かに遼太くんの机に回して
必死に起きてたいのに
痛みでどうにかなりそう
…
「ももちゃん、俺いますんごい腕んなか寂しいの」
「……ん、?」
「ん、、きて?ぎゅぅってさせて」
「……いま、、?」
「そ。いま! 」
遼太の膝のうえ
乗っちゃって大丈夫かな、
着いたりしないかな…
でも、、
落ち着く……
遼太くんの匂いだ……
「ももちゃん、、しんどかったら言ってね…」
みんなに聞こえないように
耳元で話そうとしてくれたんだ…
ごめんね、、
心配かけちゃったかな…
「……ちょっと、、つらい、」
「痛み止めとか甘いものとかそれくらいしか出来ないかもだけど。頼ってね、、」
十分だよ、、
なんで、、
「なんでそんな、、優しくしてくれるの、、」
「ん〜、、すきだからかな?」
「………ももちゃん?」
遼太くんの腕のなかだから
バレてないでしょ、、
今日は、、
優しくされても、
泣いちゃうみたい、、
「ももちゃん、、次いっしょにサボろっか。」
え、、 でも、
体育だよ…
成績、、
「顔あげなくていいよ…そのままでいい……」
「俺、今めっちゃ眠いのね。保健室でサボりません?」
「…てか、サボろ笑 」
いいの、、
でも、、
「サボりたい、、」
「うん笑 あっかい飲み物買ってさ寝ちゃお」
いつもよりゆっくり
手を引いて1歩前をあるいてくれるの。
サボらせちゃってごめんねって、
たぶん私のセリフなのにね。
いいよって、、
ごめんね、
「遼太くん、、甘えてばっかでごめんね」
「ん?おれ甘やかすのだいすきだからいいの」
「それにね、、ももちゃんがちょーすきなの。笑」
それだけだよって、、
ねえ、、
わたしもとてもすき。
だからね、、もっかいだけぎゅ、したい
「…ももちゃん。もっと甘えて… 俺だけ頼って…」
「うん、、 そうする、、」
ずっと右手があったかいまま
大袈裟になにか言うわけでも
なにかするわけでもなくて
ただとなりで
ただ手繋いで
その理由が
いっしょにいたいだけだよって
ねぇ、、
遼太くんの元カノさんは……
どうして別れちゃったんだろう……
わたし、、別れられそうにないよ?
