きみがスキ




盛大に黒板に書かれた

あのうそは かなり広まってしまってて

遼太くんと歩くたびに

浮気だと冷やかされるのが

少し……

ううん、、

結構傷つくの……


「ね、桃羽? 桜井とのことさ」

「…ごめんね、、」

「桃羽は悪くないし… 俺も勘違い、、してたからさ。」

「桜井と話そ? そんでさ、クラスのヤツらにだけでも」

「訂正しない? 桜井と付き合ってないってちゃんと。」

したい、、

けど、、どうやって、、

「……訂正って、どうしたら、」

「一旦さ、桜井と話してからにしよ?俺もいる。大丈夫」

「…うん、、」

不安と

恐怖と

右手の温かさ

…

…

「桜井くん、、あのね。 付き合ってるって、うわさ、、」

「うん笑 あれやばい広まってんね?笑」

「わたし、、遼太くんと付き合ってるの。」

「だからね、、誤解 解きたくて、、」

「あーうん笑 がんばって?」

がんばって、、?

なんで他人事みたいに、、

「桜井さ、お前の行動でこうなってんの。」

「倉塚嫉妬?笑 たかがキス如きであーなんのアホらし」

「……たかがって、、」

「桜井くん、もう話しかけないで。勝手にするから。」

「おぉ笑 うんがんばれ笑 」

…

桜井くんなんて、、

もう知らない、、

好きじゃない、

嫌い、、

「桃羽……チョコ食べて落ち着いて?笑」

「ん、、でも、むかつく、、」

「口開けて?笑 糖分摂取……」

んん、、

あまい、、

「なんで、チョコ持ち歩いてるの、」

「桃羽、怒ったときチョコあげれば大丈夫って蓮井が笑」

「……栞、、ばか」

「かわいいよ笑 そゆとこもすき。」

すき、、

すき、、って、、

平気で言わないでよ、、

心臓もたない、


…


「もう今日は帰ろっか? 柚羽ちゃん迎えいこ?」

「うん、、ごめんね。」

「謝らないの。大丈夫だから」

ぽんぽんって

優しく撫でてくれるの

見上げる遼太くんの顔が

優しく笑いかけてくれる顔がすき、

「ん、すき、、」

「おれもだよ~笑」

ぎゅって

落ち着くんだよね、、

遼太くんの腕のなか、、


…

…


「今日はゆずにこにこで園から出てきてくれるかな笑」

「ん、なんで、?」

「遼太くんいるからだよ笑 」

「柚羽ちゃん公認なの、、笑 」

「最近ずっとぱぱって呼んでるからちょっと怒ってる、」

「お兄ちゃんから更新されたんだ笑」

嫌がらないんだよね

遼太くんってずっと、、

ゆずのわがままたくさん聞いてくれて

きっと、、

いやな人はいやだろうし

こうやってお迎え行くのだって、、

「…ありがと。遼太くん」

「ん?笑 いーえ?」

手を繋いで

ゆず迎えに行くだけなのに

ゆずが最近ずっとぱぱって呼ぶから

変に意識しちゃって……

夢見心地__。